もう随分昔の話ですが、小学５年の時の担任は若い男性教師で私が優等生タイプだったからかよくお手伝いを頼まれました。学級通信に入れるイラストを選んだり、新しい教材を運ぶのを手伝ったりしていました。私も学校に残ることが好きな子だったので自分だけが役割を与えられて学校に残ってることに優越感を覚えながら作業していました。

ある日、クラブ活動の後で何かの準備室に呼ばれて「今からちょっとびっくりするかも知れないけど声出しちゃダメだよ」と指を唇に当てて静かな声で言われました。意味が分からずキョトンとしていたのですが、突然抱きしめられてお尻を触られました。びっくりして声が出ませんでした。運動系のクラブに入っていたので体育着でした。下着の中に手を入れられてお尻を撫でられて体育着の上から胸も揉まれました。発育が早い方だったので小５でも子供用ブラをつけるぐらい胸はありました。何が起きたか全然わからなくて、え？って思っている間に先生が耳元で「絶対誰にも言っちゃダメだよ」と囁いて、私は開放されました。

部屋に私を残して先生は何事もなかったかのように出ていきました。しばらく私はぼうっとしていました。今起きたことがの理解に時間が必要でした。いやらしいことをされたのは分かりました。そして私が口外したら先生がまずい立場になることも。あと、たぶん誰も信じてくれないと思いました。

私は誰にも言わずそのまま過ごしました。何事もなかったかのように両親の前で振る舞うのが辛くてお腹が痛くなることが増えました。ひょっとしたら私の夢かドラマと記憶が混同してるんじゃないかと思ったこともあります。

今でも辛いことがあったりすると不意に記憶が蘇ります。フラッシュバックというほど大げさでもないんですが、その度に気分の落ち込みが酷くなり復活まで時間がかかります。グダグダ書いてきましたが、特にオチはありません。ちょっと吐き出したかっただけです。